講演会やります
「そんなの常識に決まってるじゃん!!!」
スーパーマーケットにいた子供がこう叫んでいた。年端もいかぬ子供さえも「常識」を持ち出すのかぁ…と寂しくなった。
常識とか「あたりまえ」は、「思考回路の最短ルート」だと思う。最短ルートをたどれば、すぐに答えや理由にたどり着く。多くの人がそのルートを通るから、「間違っているかも…誰かを傷つけるかも…」などと心配する必要もない。むしろ「常識だから!」「あたりまえだから!」と強気なくらいだ。でもそろそろ、常識や「あたりまえ」の外側に、思いをやるべきだと思う。
「ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない。—人間たちは、こういう真理を忘れてしまった」
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ (1943)『星の王子さま』.
常識や「あたりまえ」を抜きにして物事を考えると、時間がかかるし、不安だし、めんどい。けど、そうすることでやっと、人や物事に対して心から向き合えるんじゃない…?いちばんたいせつなことが、見えてくるんじゃない…?と思う。
さて前置きが長くなりましたが、宣伝です。
性のあり方や多様性がテーマの講演会を開きます。
「性別は男・女で二分できるのがあたりまえ」
「女は女らしく、男は男らしくするのがあたりまえ」
「恋愛や結婚は異性とするのがあたりまえ」
このような性のあり方に関する「あたりまえ」にPoiが突っ込みます。
この講演会に向けてパンフレットや缶バッジ、ステッカーも作成しました。
当日はこのパンフレットの内容を詳しくご説明します。
ぜひお越しください。
「あたりまえ」にクエスチョン!
性のあり方や多様性がテーマの、学生による講演会
Vol.1
2017年2月10日(金)
16:30〜17:30
岩手大学 学生センターB棟1階 多目的室
Vol.2
2017年3月5日(日)
13:00〜15:00
アイーナ4階 アイーナスタジオ
※みんなで「あたりまえ」を探すワークショップも実施します。
定員:30名
参加費:無料
参加申し込み:不要です。会場まで直接お越しください。
お問い合わせ:mai08070@gmail.com
主催:岩手大学LGBTs学生団体Poi
twitter:@ppoi0201
パンフレットをご希望の方はこちらをお読みください↓
記事担当:岩手大学教育学部4年 加藤麻衣
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